まめな暮らし便り

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一学期を振り返る作文の書き出し例文集|小学生・中学生向けの書き方と構成をやさしく解説

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一学期の終わりが近づくと、学校で「一学期を振り返って作文を書きましょう」と言われることがあります。

でも、いざ原稿用紙を前にすると「最初の一文が思いつかない」「何を書けばいいかわからない」「ありきたりな作文になりそう」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

一学期を振り返る作文は、特別な出来事がなくても大丈夫です。勉強、友達、学校行事、係活動、部活、苦手だったことなど、自分が少しでも覚えている出来事を選べば、作文にすることができます。

この記事では、一学期を振り返る作文の書き出し例文や、作文全体のまとめ方、上手に見せるコツをわかりやすく紹介します。

例文はそのまま写すためのものではなく、自分の体験に合わせて書くための参考として使ってください。学校で出された条件や先生からの指示がある場合は、そちらを優先しながら進めましょう。

一学期を振り返る作文は何を書けばいい?

一学期を振り返る作文で大切なのは、一学期に自分が経験したことを思い出して書くことです。

大きな出来事を書かなければいけないわけではありません。毎日の授業でがんばったこと、友達と過ごした時間、係活動で感じたこと、苦手なことに挑戦した経験なども、作文のテーマになります。

まず考えたいこと

「一学期の中で、少しでも心に残っていることは何かな?」と考えると、作文のテーマが見つかりやすくなります。

振り返り作文で書きやすいテーマ一覧

一学期の振り返り作文で書きやすいテーマには、次のようなものがあります。

テーマ 書きやすい内容 最後につなげやすいこと
勉強 苦手な教科、テスト、発表、音読、宿題 二学期も続けたいこと
友達・クラス 友達と協力したこと、仲良くなったこと 人との関わりで学んだこと
学校行事 遠足、運動会、校外学習、発表など 協力や努力の大切さ
係活動・委員会・部活 自分の役割、練習、責任を持って取り組んだこと 次にがんばりたいこと
苦手なこと 発表、計算、体育、友達づくり、早起きなど 少し成長できたこと

作文を書くときは、テーマをたくさん入れようとしすぎるよりも、1つか2つにしぼった方が書きやすくなります。

勉強でがんばったこと

勉強をテーマにする場合は、「どの教科で」「何を」「どのようにがんばったか」を書くと内容が具体的になります。

たとえば、漢字テストで前より点数が上がった、算数の文章題が少しわかるようになった、音読を毎日続けた、発表する回数が増えたなど、小さな変化でも大丈夫です。

書き方のコツ:「最初は苦手だったけれど、練習したら少しできるようになった」という流れにすると、成長が伝わりやすくなります。

友達やクラスで印象に残ったこと

友達やクラスのことを書く場合は、楽しかった出来事だけでなく、協力したことや助けてもらったことを書くのもおすすめです。

たとえば、休み時間に一緒に遊んだこと、グループ活動で話し合ったこと、困っていたときに友達が声をかけてくれたことなどがあります。

「そのとき自分はどう感じたか」を入れると、ただの出来事の説明ではなく、自分らしい作文になります。

運動会・遠足・学校行事の思い出

学校行事は、作文にしやすいテーマのひとつです。運動会、遠足、校外学習、授業参観、クラスの発表など、自分の学校で一学期に行われた行事を思い出してみましょう。

注意:学校行事の時期は学校によって異なります。運動会が一学期ではない学校もあるため、自分が実際に経験した行事を選んで書きましょう。

行事を書くときは、「楽しかったです」だけで終わらせず、どの場面が心に残ったのかを書くことが大切です。

たとえば、「リレーで最後まで走り切った」「班のみんなで協力して歩いた」「発表の前は緊張したけれど、最後まで言えた」など、場面をしぼると書きやすくなります。

係活動・委員会・部活で経験したこと

係活動や委員会、部活をテーマにすると、責任感や努力したことを書きやすくなります。

たとえば、黒板をきれいにした、給食当番をがんばった、図書係で本を整えた、部活で新しい練習に取り組んだなど、日常の中の経験も作文になります。

「自分の役割を通して何を感じたか」「次はどうしたいか」まで書けると、まとまりのある文章になります。

苦手なことに挑戦したこと

一学期を振り返る作文では、うまくできたことだけでなく、苦手なことに挑戦した経験を書くのもよいテーマです。

たとえば、人前で発表するのが苦手だった、計算が苦手だった、早起きが大変だった、友達に自分から話しかけるのが難しかったなどです。

大切なのは、できなかったことを責めるのではなく、「少しでもがんばったこと」「次にがんばりたいこと」につなげることです。

まずは「印象に残った出来事」を1つ選ぶ

作文を書き始める前に、一学期の出来事をいくつか思い出してみましょう。

その中から、「一番書きやすそう」「そのときの気持ちを思い出せる」「少し成長したと思える」という出来事を1つ選びます。

迷ったときの選び方

  • その場面を思い出しやすい
  • 自分の気持ちを書きやすい
  • 「学んだこと」や「次の目標」につなげやすい

たくさんの出来事を全部書こうとすると、作文の内容がバラバラになりやすいです。まずは中心になる出来事を1つ決めると、書き出しも考えやすくなります。

うまく書こうとしすぎなくて大丈夫な理由

一学期を振り返る作文は、きれいな言葉を並べることよりも、自分の経験や気持ちを伝えることが大切です。

「すごい出来事を書かないといけない」と思う必要はありません。

たとえば、「最初は緊張したけれど、だんだん慣れてきた」「失敗したけれど、次は気をつけたいと思った」という内容でも、自分の気持ちが入っていれば、読み手に伝わる作文になります。

まずは1つだけ、一学期で心に残った出来事をメモしてみましょう。
書き出しは、その出来事から考えるとスムーズです。

一学期を振り返る作文の書き出し例文【すぐ使える参考文】

一学期を振り返る作文の書き出しを考える原稿用紙と鉛筆

作文で一番手が止まりやすいのが、最初の書き出しです。

書き出しは、作文全体の雰囲気を決める大切な部分ですが、むずかしく考えすぎなくても大丈夫です。

ここでは、テーマ別に使いやすい書き出し例を紹介します。自分の体験に合うように、教科名や出来事、気持ちを入れ替えて使ってみてください。

例文を使うときのポイント:例文は「作文の形」を知るための参考です。自分の学校での出来事や、自分が実際に感じた気持ちに置き換えて書きましょう。

勉強をテーマにした書き出し例

勉強をテーマにする場合は、「一学期で特にがんばった教科」や「前よりできるようになったこと」から始めると書きやすいです。

例文1

一学期を振り返って、私が一番がんばったと思うことは、算数の勉強です。最初は文章題が苦手で、問題を読むだけでむずかしそうだと思っていました。

例文2

一学期の中で心に残っていることは、漢字テストに向けて毎日少しずつ練習したことです。はじめはなかなか覚えられませんでしたが、何度も書いているうちに少しずつ自信がついてきました。

例文3

私は一学期、授業中に手を挙げることを目標にしていました。前はまちがえるのがこわくて、答えがわかっていてもなかなか発表できませんでした。

友達との出来事をテーマにした書き出し例

友達との出来事を書くときは、「どんな場面で」「友達と何をしたのか」を入れると、読み手にも伝わりやすくなります。

例文1

一学期で一番心に残っていることは、友達と協力して係の仕事をしたことです。最初は何をすればよいのかわからず、少し不安な気持ちがありました。

例文2

一学期を振り返ると、新しい友達と話せるようになったことがうれしかったです。はじめは少し緊張していましたが、休み時間に一緒に遊ぶうちに、だんだん仲良くなれました。

例文3

私が一学期に学んだことは、友達と協力することの大切さです。グループで活動したとき、自分だけで考えるよりも、みんなで話し合った方がよい考えが出ることに気づきました。

学校行事をテーマにした書き出し例

学校行事は、場面が思い出しやすく、作文にしやすいテーマです。行事名だけでなく、その中で印象に残った場面を書くとよいでしょう。

ただし、行事の時期や内容は学校によって異なります。自分の学校で一学期にあった行事を選んで書きましょう。

例文1

一学期で一番楽しかった思い出は、遠足に行ったことです。朝から少しわくわくしていて、友達と一緒に歩いた道のことを今でもよく覚えています。

例文2

私が一学期で一番がんばった行事は、運動会です。本番の日まで何度も練習をして、うまくできるか不安になることもありました。

例文3

一学期の学校行事の中で心に残っているのは、クラスのみんなで協力して取り組んだ発表です。最初は声を出すのが少し恥ずかしかったけれど、練習を重ねるうちに少しずつ慣れていきました。

苦手を乗り越えた経験の書き出し例

苦手だったことを書くときは、「できなかったこと」だけで終わらせず、「どうがんばったか」「少し変わったこと」につなげるのがポイントです。

例文1

一学期を振り返って、私が少し成長できたと思うことは、苦手だった発表に挑戦したことです。前はみんなの前に立つだけで緊張してしまい、声が小さくなっていました。

例文2

私は一学期、苦手なことから逃げずにがんばることを意識しました。特に体育の時間では、うまくできないことがあっても、すぐにあきらめないようにしました。

例文3

一学期のはじめ、私は新しいクラスに慣れるまで少し時間がかかりました。でも、毎日少しずつ友達や先生と話すうちに、学校で過ごす時間が楽しくなってきました。

二学期の目標につなげやすい書き出し例

最後に二学期の目標を書きたい場合は、一学期の反省や成長から始めると自然につながります。

例文1

一学期を振り返ると、できるようになったこともありましたが、まだがんばりたいことも見つかりました。特に、授業中に自分の考えを発表することは、二学期も続けて努力したいです。

例文2

一学期は、初めてのことに挑戦することが多い学期でした。うまくできたこともあれば、もっとがんばればよかったと思うこともあります。

例文3

一学期を過ごして、私は少しずつ自分に自信を持てるようになりました。二学期は、一学期にできるようになったことを続けながら、新しいことにも挑戦したいです。

例文を自分の体験に置き換えるときのポイント

例文を使うときは、自分の体験に合わせて言葉を変えることが大切です。

たとえば、「算数」を「国語」に変えたり、「運動会」を「遠足」に変えたりするだけでも、自分の作文として書きやすくなります。

例文の部分 置き換える内容
教科名 自分ががんばった教科 算数、国語、英語、理科など
行事名 一学期に実際にあった行事 遠足、校外学習、発表会など
気持ち 自分が本当に感じたこと うれしい、安心した、くやしい、緊張した
目標 二学期にがんばりたいこと 発表、宿題、忘れ物、友達との関わり

さらに、「そのとき自分がどう思ったか」「どんなところをがんばったか」を入れると、より自分らしい文章になります。

例文を選んだら、教科名・行事名・気持ちを自分の体験に変えてみましょう。
それだけで、ぐっと自分らしい作文になります。

書き出しに迷わない5つの始め方

作文の書き出しには、いくつかのパターンがあります。

毎回「一学期を振り返って、私は……」から始めても悪くありませんが、少し工夫すると読みやすい作文になります。

ここでは、書き出しに使いやすい5つの始め方を紹介します。

始め方 向いているテーマ 印象
出来事から始める 学校行事、授業、友達との思い出 わかりやすい
気持ちから始める 努力、失敗、成長 自分らしさが出る
会話や言葉から始める 友達や先生との出来事 印象に残りやすい
成長や変化から始める 苦手克服、学習、生活面 振り返りらしい
季節や雰囲気から始める 一学期全体の振り返り やわらかい

出来事から始める書き出し

出来事から始める書き出しは、作文に入りやすい定番の形です。

一学期の中で印象に残っている場面をそのまま書き出すことで、読み手にも内容が伝わりやすくなります。

使いやすい場面

出来事から始める方法は、学校行事、授業、友達との思い出、係活動など、具体的な出来事があるときに使いやすいです。

「いつ」「どこで」「何をしたか」を入れると、作文の続きも書きやすくなります。

書き出し例

一学期で一番心に残っている出来事は、クラスのみんなで協力した遠足です。

私が一学期で特にがんばったことは、毎日の音読練習です。

一学期の中で忘れられないのは、初めてみんなの前で発表した日のことです。

気持ちから始める書き出し

気持ちから始めると、作文に自分らしさが出やすくなります。

「うれしかった」「くやしかった」「緊張した」「安心した」など、そのときの気持ちを最初に書く方法です。

使いやすい場面

気持ちから始める書き出しは、努力したことや失敗したこと、成長を感じたことを書くときに向いています。

ただし、「楽しかったです」だけで終わらせず、なぜそう思ったのかをあとに続けることが大切です。

書き出し例

一学期を振り返って、私が一番うれしかったことは、苦手だった計算が少しずつできるようになったことです。

私は一学期、くやしいと思うこともありましたが、その分がんばろうと思えることもありました。

新しいクラスが始まったころ、私は少し緊張していました。

会話や言葉から始める書き出し

会話や言葉から始めると、読んでいる人の目に留まりやすい作文になります。

先生や友達に言われた言葉、自分が心の中で思った言葉などを使う方法です。

使いやすい場面

会話から始める書き出しは、印象に残っている言葉があるときにおすすめです。

たとえば、友達に「一緒にやろう」と言われたこと、先生に「よくがんばったね」と言われたことなどがあれば、作文の書き出しに使いやすいです。

書き出し例

「大丈夫、一緒にやろう。」友達がそう言ってくれたことが、一学期で一番心に残っています。

「もう一回やってみよう。」先生のその言葉を聞いて、私はあきらめずに練習しようと思いました。

「できた。」小さな声でそう言ったとき、私は少しだけ自信がつきました。

成長や変化から始める書き出し

一学期の前と後で変わったことを書くと、振り返り作文らしい内容になります。

「前は苦手だったけれど、今は少しできるようになった」という流れは、読み手にも成長が伝わりやすいです。

使いやすい場面

成長や変化から始める方法は、苦手克服、発表、勉強、友達づくり、生活習慣などをテーマにするときに向いています。

大きな変化でなくても、「少し慣れた」「前より早くできるようになった」という内容で十分です。

書き出し例

一学期が始まったころの私は、みんなの前で発表するのがとても苦手でした。

一学期を過ごす中で、私は少しずつ自分から行動できるようになりました。

最初は不安だった新しいクラスにも、今ではだいぶ慣れてきました。

季節や一学期の雰囲気から始める書き出し

季節や学校の雰囲気から始めると、やわらかい印象の作文になります。

春から夏に向かう一学期の様子を入れることで、自然な書き出しにできます。

使いやすい場面

季節から始める書き出しは、一学期全体を振り返りたいときや、学校生活の変化を書きたいときに使いやすいです。

ただし、季節の説明だけで長くなりすぎないように、早めに自分の体験へつなげましょう。

書き出し例

桜が咲いていたころに始まった一学期も、気がつけば夏が近づいています。

新しい教室で少し緊張していた四月から、あっという間に一学期の終わりが近づきました。

暑い日が増えてきて、一学期ももうすぐ終わるのだと感じるようになりました。

小学生・中学生・高校生別の書き出し例文

同じ「一学期を振り返る作文」でも、学年によって書きやすい言葉や内容は少し変わります。

小学生はわかりやすく素直な言葉で、中学生は理由や気持ちを少し詳しく、高校生は自分の考えや今後へのつながりを入れると書きやすいです。

小学生向けのやさしい書き出し例

小学生の作文では、むずかしい言葉を使うよりも、自分が本当に感じたことをわかりやすく書くことが大切です。

例文1

一学期を振り返って、私が一番心に残っていることは、遠足に行ったことです。友達と一緒に歩いたり、お弁当を食べたりして、とても楽しい一日になりました。

例文2

ぼくが一学期でがんばったことは、毎日の宿題です。つかれている日もありましたが、できるだけ忘れずにやるようにしました。

例文3

一学期には、うれしかったことも、少し大変だったこともありました。その中でも、私は発表をがんばったことが心に残っています。

中学生向けの少し詳しい書き出し例

中学生の作文では、出来事だけでなく「なぜそう感じたのか」「そこから何を学んだのか」を入れると、内容が深くなります。

例文1

一学期を振り返ると、私にとって一番大きな変化は、新しい環境に少しずつ慣れてきたことです。最初は不安もありましたが、クラスで過ごす時間が増えるにつれて、自分から話しかけることもできるようになりました。

例文2

私が一学期で特に印象に残っているのは、部活動での練習です。思うようにできないこともありましたが、続けて努力することの大切さを感じました。

例文3

一学期は、自分の課題に気づくことができた学期でした。勉強面でも生活面でも、まだ改善したいところがありますが、その分、二学期に向けての目標も見えてきました。

高校生向けの落ち着いた書き出し例

高校生の作文では、出来事を振り返るだけでなく、自分の考えや今後への意識を入れると、落ち着いた印象になります。

例文1

一学期を振り返ると、私は新しい環境の中で、自分の行動を見直す機会が多くありました。慣れないこともありましたが、その中で少しずつ自分なりのペースをつかめたように感じています。

例文2

私にとって一学期は、学習面でも生活面でも課題が見えた期間でした。思い通りに進まないこともありましたが、その経験を通して、計画的に取り組むことの大切さを実感しました。

例文3

一学期を通して感じたのは、日々の小さな積み重ねが結果につながるということです。すぐに大きな変化は見えなくても、続けることで少しずつ自信につながる場面がありました。

学年に合わせて言葉を変えるコツ

作文は、学年に合った言葉で書くと自然に見えます。

学年 書き方の目安 使いやすい表現
小学生 自分の気持ちを素直に書く うれしかった、がんばった、楽しかった
中学生 理由や学んだことを少し詳しく書く 印象に残った、課題に気づいた、努力した
高校生 自分の考えや今後への意識を入れる 実感した、見直す機会になった、意識したい

大切なのは、自分がふだん使わない難しい言葉を無理に使わないことです。自分の言葉で書いた方が、読みやすく伝わりやすい作文になります。

保護者が手伝うときに気をつけたいこと

子どもが作文で悩んでいると、つい大人が文章を考えてあげたくなることもあります。

しかし、作文は子ども自身の経験や気持ちを書くものです。保護者が手伝う場合は、文章を代わりに作るよりも、質問をしながら思い出す手助けをするのがおすすめです。

声かけの例

  • 一学期で楽しかったことは何だった?
  • 少し大変だったことはあった?
  • 前よりできるようになったことはある?
  • 二学期にがんばりたいことは何?

このように聞いてあげると、子ども自身の言葉が出てきやすくなります。

書き出しのあとに続けやすい作文の基本構成

書き出しが決まっても、そのあと何を書けばよいかわからなくなることがあります。

そんなときは、作文全体を「はじめ・なか・おわり」に分けて考えると、流れが作りやすくなります。

はじめ・なか・おわりで考えると書きやすい

一学期を振り返る作文は、次のような流れで書くとまとまりやすくなります。

構成 書く内容
はじめ 一学期で心に残っていること 一番心に残っていることは遠足です。
なか 具体的な出来事や気持ち 友達と協力して歩きました。
おわり 学んだことや二学期の目標 二学期も協力する気持ちを大切にしたいです。

この形にすると、書く順番に迷いにくくなります。

1段落目は一学期全体の印象を書く

1段落目では、一学期を振り返って一番印象に残っていることを書きます。

たとえば、「一学期で一番心に残っていることは、運動会です」「私が一学期にがんばったことは、算数の勉強です」のように、作文の中心になるテーマをはっきりさせましょう。

最初にテーマがわかると、読む人も内容を理解しやすくなります。

2段落目は具体的な出来事を書く

2段落目では、選んだテーマについて具体的に書きます。

「いつ」「どこで」「だれと」「何をしたか」を入れると、内容がわかりやすくなります。

たとえば、遠足について書くなら、「バスの中で友達と話したこと」「班で歩いたこと」「お弁当の時間が楽しかったこと」など、場面を思い出して書くとよいでしょう。

3段落目はそのときの気持ちを書く

出来事を書いたあとは、そのとき自分がどう感じたのかを書きます。

「楽しかった」「うれしかった」「緊張した」「くやしかった」だけでなく、なぜそう思ったのかを入れると、作文に深みが出ます。

たとえば、「発表の前は緊張したけれど、終わったあとに友達が拍手をしてくれて安心しました」のように書くと、気持ちの変化が伝わります。

最後は学んだことや二学期の目標でまとめる

作文の最後は、一学期を通して学んだことや、二学期にがんばりたいことを書きます。

「二学期もがんばりたいです」だけでもよいですが、できれば何をがんばるのかを具体的にすると、より伝わりやすくなります。

たとえば、「二学期は、わからないことをそのままにせず、先生や友達に聞きながら勉強を進めたいです」のように書くと、前向きなまとめになります。

作文が短くなってしまうときの広げ方

作文が短くなってしまうときは、出来事の説明や気持ちを少し足してみましょう。

文章を広げる質問

  • その出来事はいつあったのか
  • だれと一緒だったのか
  • 最初はどう思ったのか
  • 途中でどんなことがあったのか
  • 終わったあとにどう感じたのか
  • 次はどうしたいと思ったのか

このような質問に答えるように書いていくと、自然に文章が広がります。

作文が短いときは「何をしたか」よりも「そのときどう思ったか」を足してみましょう。

一学期の振り返り作文を上手に見せる書き方のコツ

一学期の振り返り作文を上手に見せるには、むずかしい言葉を使うよりも、具体的に書くことが大切です。

同じ「楽しかった」という内容でも、どんな場面で、なぜ楽しかったのかを書くと、読みやすく印象に残る作文になります。

「楽しかった」だけで終わらせない表現

作文でよく使う「楽しかったです」という表現は悪くありません。

ただ、それだけで終わると、どんなふうに楽しかったのかが伝わりにくくなります。

短い表現 少し詳しい表現
遠足が楽しかったです。 遠足では、班の友達と地図を見ながら歩いたことが楽しかったです。道に迷いそうになったときも、みんなで相談しながら進めたので、協力する楽しさを感じました。
発表をがんばりました。 発表の前は緊張しましたが、家でも練習したことを思い出して、最後まで話すことができました。

いつ・どこで・だれと・何をしたかを入れる

作文を具体的にするには、「いつ・どこで・だれと・何をしたか」を入れるのが基本です。

たとえば、「友達と遊びました」だけでは少し短いですが、「休み時間に校庭で友達とドッジボールをしました」と書くと、場面がはっきりします。

作文を読んだ人が頭の中でその場面を想像できるように書くと、内容が伝わりやすくなります。

そのときの気持ちを具体的に書く

気持ちを書くときも、ひとことで終わらせないようにすると作文がよくなります。

「うれしかった」のあとに、「どうしてうれしかったのか」を入れてみましょう。

たとえば、「友達に声をかけてもらってうれしかったです」よりも、「新しいクラスでまだ緊張していたので、友達に声をかけてもらったときは、とても安心しました」と書くと気持ちが伝わりやすくなります。

反省を書くときは前向きな言葉でまとめる

一学期の作文では、反省を書くこともあります。

反省を書くときは、「できませんでした」「だめでした」だけで終わらせるのではなく、「次はどうしたいか」につなげるとよいでしょう。

例:「忘れ物が多かったです」で終わるよりも、「二学期は前の日に持ち物を確認して、忘れ物を減らしたいです」と書くと、前向きなまとめになります。

二学期につながる目標を書くと印象がよくなる

振り返り作文の最後に二学期の目標を入れると、作文全体の流れがまとまりやすくなります。

学校や先生から書き方の指定がある場合は、その内容に合わせて書きましょう。二学期の目標を入れると、一学期の振り返りから次の行動へつながりやすくなります。

目標は大きなことでなくても大丈夫です。

  • 授業中に一回は手を挙げたい
  • 宿題を早めに終わらせたい
  • 友達に自分からあいさつしたい
  • 苦手な教科を少しずつ復習したい
  • 係の仕事を忘れずにしたい

一学期に感じたことから自然につながる目標を選ぶと、読みやすい作文になります。

読み直しで確認したいチェックポイント

作文を書き終わったら、最後に読み直しをしましょう。

読み直しチェック

  • 書き出しで何について書くか伝わっているか
  • 出来事が具体的に書けているか
  • そのときの気持ちが入っているか
  • 最後に学んだことや目標が書けているか
  • 同じ言葉を何度も使いすぎていないか
  • 誤字や脱字がないか

声に出して読んでみると、文が長すぎるところや、少しわかりにくいところに気づきやすくなります。

一学期を振り返る作文で避けたいNG例

一学期を振り返る作文では、よくある失敗を知っておくと、より読みやすい文章にしやすくなります。

ここでは、避けたい書き方と改善例を紹介します。

ありきたりすぎる書き出し

「一学期は楽しかったです」だけで始めると、少し内容がぼんやりして見えることがあります。

もちろん間違いではありませんが、最初に具体的なテーマを入れると、作文全体が読みやすくなります。

NG例

NG:一学期は楽しかったです。いろいろなことがありました。

改善例

改善:一学期で一番心に残っていることは、運動会に向けてクラスのみんなで練習したことです。

出来事を並べるだけの作文

一学期にはたくさんの出来事がありますが、全部を順番に並べるだけだと、日記のようになってしまうことがあります。

作文では、特に印象に残った出来事を選び、そのときの気持ちや学んだことを書くとよいでしょう。

NG例

NG:一学期は遠足がありました。運動会もありました。係活動もしました。授業もがんばりました。

改善例

改善:一学期の中で特に印象に残っているのは、遠足で班の友達と協力したことです。地図を見ながら歩いたことで、みんなで相談する大切さを感じました。

感想が少なく内容が薄い作文

出来事は書けていても、気持ちや考えが少ないと、作文の内容が薄く見えることがあります。

「そのときどう思ったか」「終わったあとに何を感じたか」を足してみましょう。

NG例

NG:発表をしました。大きな声で言えました。よかったです。

改善例

改善:発表の前はとても緊張しましたが、練習したことを思い出して、最後まで言うことができました。終わったあとに友達が拍手をしてくれて、がんばってよかったと思いました。

反省ばかりで暗くなってしまう作文

反省を書くことは悪いことではありません。

ただし、できなかったことばかりを書くと、作文全体が暗い印象になることがあります。最後は「次はこうしたい」という前向きな言葉でまとめるとよいでしょう。

NG例

NG:一学期は忘れ物が多くて、宿題も遅くなることがありました。発表もあまりできませんでした。

改善例

改善:一学期は忘れ物をしてしまうことがありました。二学期は、前の日に時間割を見て持ち物を確認し、落ち着いて学校の準備ができるようにしたいです。

例文をそのまま写すときの注意点

例文は、作文の書き方を知るための参考になります。

ただし、自分の経験と違う内容をそのまま写してしまうと、自分らしい作文になりにくいです。

大切なポイント:例文を使う場合は、出来事、教科名、気持ち、目標などを自分に合わせて変えましょう。学校で出された文字数やテーマ、書き方の条件がある場合は、先に確認しておくと安心です。

一学期の振り返り作文でよくある質問

ここでは、一学期の振り返り作文でよくある悩みをまとめました。

書き出しやテーマ選びで迷ったときの参考にしてみてください。

書くことが思いつかないときはどうすればいい?

書くことが思いつかないときは、一学期の出来事を細かく思い出してみましょう。

大きな行事だけでなく、毎日の授業、休み時間、給食、係活動、友達との会話なども作文の材料になります。

テーマを見つける4つの質問

  • 楽しかったことは?
  • がんばったことは?
  • 少し大変だったことは?
  • 前よりできるようになったことは?

この4つに分けて考えると、テーマが見つかりやすくなります。

一学期に失敗したことを書いてもいい?

失敗したことを書いても大丈夫です。

むしろ、失敗から学んだことや、次にどうしたいかを書けると、しっかり振り返っている作文になります。

たとえば、「忘れ物をしてしまった」「発表で声が小さくなった」「練習をもっとすればよかった」なども、前向きにまとめればよいテーマになります。

作文の書き出しは短くても大丈夫?

作文の書き出しは、短くても大丈夫です。

大切なのは、何について書く作文なのかがわかることです。

たとえば、「一学期で一番心に残っていることは、遠足です。」という短い書き出しでも、あとに具体的な出来事や気持ちを続ければ、読みやすい作文になります。

二学期の目標は必ず入れた方がいい?

必ず入れなければいけないとは限りませんが、一学期の振り返り作文では、最後に二学期の目標を入れるとまとめやすくなります。

一学期にがんばったことや反省したことから、次にどうしたいかを書くと自然な流れになります。

ただし、先生から別のまとめ方を指定されている場合は、その指示に合わせましょう。

親が作文を手伝うのはどこまでならよい?

保護者が手伝う場合は、子どもの代わりに文章を作るよりも、思い出すための質問をしてあげるのがおすすめです。

「何が楽しかった?」「そのときどう思った?」「次はどうしたい?」と聞くことで、子ども自身の言葉が出てきやすくなります。

誤字や脱字を一緒に確認したり、文が長すぎるところを読みやすく整えたりする程度なら、子どもの作文らしさを残しやすいです。

例文を使うときに気をつけることは?

例文を使うときは、自分の経験に合うように直すことが大切です。

たとえば、例文に「運動会」と書いてあっても、自分が書きたいテーマが「遠足」なら、行事名や内容を変えましょう。

また、気持ちの部分も自分が本当に感じたことにすると、自然な作文になります。

迷ったら、まずは「出来事・気持ち・学んだこと・二学期の目標」の4つをメモしてみましょう。

まとめ

一学期を振り返る作文は、最初の書き出しが決まると、そのあとがぐっと書きやすくなります。

何を書けばよいかわからないときは、一学期の中で心に残っている出来事を1つ選び、そのときの気持ちや学んだことを思い出してみましょう。

一学期を振り返る作文は書き出しで読みやすくなる

書き出しでは、作文のテーマが伝わるようにすることが大切です。

「一学期で一番心に残っていることは、〇〇です」「私が一学期にがんばったことは、〇〇です」のように始めると、読み手にも内容が伝わりやすくなります。

迷ったら印象に残った出来事から始める

書き出しに迷ったときは、印象に残った出来事から始めるのがおすすめです。

勉強、友達、学校行事、係活動、部活、苦手なことへの挑戦など、自分が思い出しやすいテーマを選びましょう。

例文は自分の体験に置き換えて使おう

例文は、作文の形を知るための参考になります。

そのまま使うのではなく、教科名、行事名、友達との出来事、気持ち、二学期の目標などを自分に合わせて変えると、自分らしい作文になります。

出来事・気持ち・学んだこと・二学期の目標でまとめよう

一学期の振り返り作文は、「出来事」「そのときの気持ち」「学んだこと」「二学期の目標」の流れで書くと、まとまりやすくなります。

特別な出来事がなくても、自分が少しでもがんばったことや心に残っていることを書けば大丈夫です。

自分の学校で出された条件や先生の指示を確認しながら、自分の言葉で一学期を振り返り、二学期につながる前向きな作文にしていきましょう。