おせち料理を見ていて、「この赤いぐるぐるって何だろう?」と気になったことはありませんか?
見た目がくるんと巻いたような形をしていて、鮮やかな赤色がとても印象的。実はこれ、梅酢漬けのちょろぎという食材である場合がとても多いんです。
ちょろぎは、普段の食卓ではあまり馴染みがないため、「初めて見た」という方も多いはず。ですが、おせちの中では古くから縁起ものとして親しまれてきた食材です。
この記事では、おせちに入っている赤いぐるぐる=赤いちょろぎについて、由来・味・意味・地域差までやさしくまとめてご紹介します。
おせちの「赤いぐるぐる」の正体は?梅酢漬けの赤いちょろぎです

おせちに入っている赤い渦巻きのような漬物は、ほとんどがちょろぎ(茱萸木・長老喜)というシソ科の植物の塊茎を、梅酢で漬けたものです。
形がくねっとねじれていて特徴的なため、検索でも「おせち 赤いぐるぐる」というワードがよく使われています。
赤いちょろぎの特徴:
- 形:渦巻き・ねじれた形で「ぐるぐる」と表現される
- 色:梅酢の赤色で鮮やかに染まる
- 味:ほんのり酸味がありつつ、軽い歯ごたえが特徴
- 香り:梅酢のさわやかさがアクセント
初めて見ると「これは何??」と驚きますが、赤いちょろぎは縁起が良い食材として昔から利用されてきました。
なぜおせちにちょろぎが入るの?「長寿を願う縁起もの」です
ちょろぎという名前は、「長老喜(ちょうろうき)」という漢字をあてて表されることがあり、長寿を喜ぶ=長生きの象徴として縁起が良い食材とされています。
このため、おせち料理においては、
- 長生きの願いを込める
- お祝いの赤色で華やかさを添える
- 紅白の色合わせの一部として用いられる
という意味合いで添えられることが多い食材です。
また、梅酢の赤色には昔から邪気を払う・魔除けの意味があるとも言われ、お正月の料理としてふさわしく、縁起の良い一品とされています。
赤いちょろぎの味や食感は?初心者でも食べやすいさっぱり味
ちょろぎは普段あまり見る機会がないので、「どんな味?」と気になりますよね。
味わいは意外とさっぱりとしていて、クセは強くありません。
赤いちょろぎの味の特徴:
- ● 梅酢の酸味がほんのり効いている
- ● シャクっとした軽い歯ごたえ
- ● 後味がさわやかで、おせちの濃い味の箸休めに最適
赤い色が印象的ですが、味はくどくなく、黒豆や田作りなど甘いおせち料理の間に食べると口がリセットされるような爽快感があります。
「赤いぐるぐる」は地域差もあり。ちょろぎを使わないおせちもあります
赤いちょろぎは縁起物として全国で使われますが、すべての家庭で共通というわけではありません。地域や家庭の習慣によって、おせちにちょろぎが入る・入らないの違いがあります。
- 関東…市販おせち・高級おせちに入ることが多い
- 関西…入っていない家庭も多いが、黒豆の添え物として使われることも
- 全国的に…家庭料理では見慣れないため「珍しい食材」と感じる人が多い
市販のおせちには彩りとして添えられることが多いため、「おせち 赤いぐるぐる」で検索する方が毎年増えています。
赤いちょろぎと間違えやすい、赤い漬物との違い
おせちには他にも赤い食材が入るため、混同しやすいものがあります。ここでは赤いちょろぎとよく似た食材を整理しておきます。
赤かぶ・赤大根の甘酢漬けとの違い
- ● 形が平たくスライス → 赤かぶ漬け
- ● 形がぐるぐるねじれている → ちょろぎ
紅しょうがとの違い
- ● 細切り、赤色が強い → 紅しょうが
- ● くるんとねじれた形 → ちょろぎ
赤い色だけで判断すると迷ってしまいますが、形を見ると違いがわかりやすい食材です。
まとめ|おせちの赤いぐるぐるは「縁起の良い赤いちょろぎ」
おせちの中でひときわ目を引く赤いぐるぐる。その正体は、梅酢漬けの赤いちょろぎであることが多く、長寿を願う縁起物として添えられています。
普段はあまり見かけない食材ですが、梅のさわやかな風味と軽い歯ごたえが魅力で、おせちの箸休めにぴったり。
「おせち 赤いぐるぐるって何?」と感じていた方も、これでモヤモヤがすっきりするのではないでしょうか。
次におせちを囲むときは、ぜひちょろぎにも注目して味わってみてくださいね。