まめな暮らし便り

日本の季節を楽しむ暮らしの知恵ブログ。おせち料理や行事の豆知識、手作りごはん、家の中の小さな工夫など、やさしい日々のヒントを綴ります。

月の形が変わる理由を小学生にもわかりやすく説明|三日月や満月になるひみつ

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夜空を見上げると、月の形が毎日ちがって見えることに気づきます。

ある日は、空にほそく光る月が見えたり、
またある日は、はんぶんだけ明るい月が見えたりします。
そして、別の日には、まんまるでとても明るい月が見えることもあります。

  • ほそい月

  • はんぶんの月

  • まんまるの月

このように、月はいろいろな形に見えるため、
「どうして月の形は毎日ちがうのだろう?」
と不思議に思う人も多いのではないでしょうか。

月の形が変わるのは、月がこわれたり、少しずつ形を変えたりしているからではありません。
実は、見え方が変わるだけで、月そのものはいつも同じ形をしています。

ここでは、月の形が変わる理由について、
小学生でもイメージしやすい言葉を使いながら、
順番に、ていねいに説明していきます。


月は、自分で光っているの?

まず、いちばん大切なポイントです。

夜空で見える月は、とても明るく見えるので、
「月は、電気みたいに自分で光っているのかな?」
と思う人もいるかもしれません。

でも、じつはちがいます。

月は、自分で光っていません。

月が明るく見えるのは、
太陽の光を受けて、その光をはね返しているからです。

昼間に外で見える物が、
太陽の光を受けて明るく見えるのと同じように、
月も、太陽の光が当たることで明るく見えています。

たとえば、白いボールに光を当てると、
光が当たっているところは明るく見え、
光が当たっていないところは、かげになります。

月も、このボールと同じで、
太陽の光が当たっている部分だけが、
夜空では明るく見えているのです。


月は、ほんとうはどんな形?

月は、毎日形が変わっているように見えますが、
月そのものの形は、いつも同じです。

夜ごとにちがう形に見えると、
「少しずつけずれているのかな?」
「大きくなったり、小さくなったりしているのかな?」
と思うかもしれません。

でも、そうではありません。

  • けずれているわけでも

  • 少しずつ大きくなっているわけでもなく

  • 日によって形が変わっているわけでもありません

月は、いつ見ても、同じ形のままです。

ほんとうの月は、いつも、まんまるな形をしています。

私たちが見ている月は、
そのまんまるな月のうち、
太陽の光が当たっている部分だけです。

つまり、
形が変わって見えるのは、
月そのものではなく、
「見えている部分」だけが変わっているということです。


月の形が変わる本当の理由

月の形が変わる理由は、とてもシンプルです。

太陽の光が当たって見える部分が、毎日少しずつ変わるからです。

月は、地球のまわりを動いていて、
その位置が毎日少しずつ変わります。
この「少しずつ動く」というところが、とても大切なポイントです。

月が動くことで、
地球から見たときの
「どこに光が当たっているか」
「どこがかげになっているか」
が、毎日少しずつ変わっていきます。

そのため、ある日は、

  • 光がたくさん見える日

  • 光が半分くらい見える日

  • 少ししか見えない日

というように、
見える明るさや形にちがいが出てきます。

この変化が、
月そのものが形を変えているように見える理由です。

でも、実際には、
月の形が変わっているわけではありません。

見えている部分が変わることで、
月の形が変わったように見える
のです。


見えているところだけが、月の形になる

月には、

  • 太陽の光が当たっている部分

  • 光が当たっていない部分

があります。

この2つの部分は、いつも同じ場所にあるわけではなく、
月が動くことで、少しずつ場所が変わっていきます。

私たちが夜空で見ているのは、
太陽の光が当たっている部分だけです。

光が当たっていない部分は、
月がそこにあっても暗く見えるため、
目では見えません。

そのため、夜空に見えている月は、
月ぜんぶではなく、
明るくなっている一部分だけなのです。

この見える部分が、毎日少しずつ広くなったり、
反対にせまくなったりすることで、

  • ほそく見える日

  • はんぶんくらいに見える日

  • まんまるに見える日

が生まれます。

このように、
見えている部分が毎日少しずつ変わることで、
月の形も変わって見える
のです。


ほそい月・はんぶんの月・まんまるの月

月の見え方には、いくつかの名前があります。
これらの名前は、夜空を見たときの月の形を、
わかりやすく表すためにつけられたものです。

  • 三日月:月がほそく、つめのような形に見える月

  • 半月:月のはんぶんくらいが明るく見える月

  • 満月:月ぜんぶが明るく見えて、まんまるに見える月

このほかにも、
三日月と半月のあいだの形や、
半月から満月に近づいていく形など、
月にはさまざまな見え方があります。

これらのちがいは、
月が出てくる場所や、大きさが変わったからではありません。

太陽の光が、月のどれくらいの部分に当たって、
それがどれくらい見えているか

というちがいで決まっています。

つまり、
月の名前は、
月の形が変わったからつけられているのではなく、
見えている光の量を表すための名前なのです。


月は、どこへ行くの?

「今日は月が見えないね」
そんな日もあります。

夜なのに月が見えないと、
「月はどこかへ行ってしまったのかな?」
「今日は月がない日なのかな?」
と不思議に思うかもしれません。

でも、月が消えてしまったわけではありません。
月がこわれたり、なくなったりすることはないのです。

月が見えないときには、いくつかの理由があります。

  • 昼で空が明るすぎて、月の光が目立たない

  • 月が空の低いところや、見えにくい場所にある

  • 雲にかくれて、たまたま見えない

このような理由が重なると、
空に月があっても、
私たちの目では見えないことがあります。

でも安心してください。
月は、いつも空にあります。

見えない日があっても、
月はちゃんと空にあって、
またちがう時間や、ちがう日には
ふたたび姿を見せてくれます。


十五夜って、どんな日?

十五夜(じゅうごや)は、
月がとてもきれいに見えるころのことです。

秋の夜は空気がすんでいて、
月の光がはっきり見えやすくなります。
そのため、十五夜のころの月は、
いつもより明るく、きれいに感じられることが多いのです。

昔の人は、
夜空に浮かぶ月を見ながら、
「もう秋になったな」
「そろそろ寒くなるな」
と、季節のうつりかわりを感じていました。

また、家族で月をながめながら、
ゆっくり話をしたり、
食べものを用意して楽しんだりすることもありました。

十五夜は、
必ずしも、
ぴったり満月の日だけを指すわけではありません。

月の形が少しだけ欠けて見えることもありますが、
それでも、
「きれいな月を楽しむ日」
として大切にされてきました。

つまり十五夜は、
月の形を正しく当てる日ではなく、
月を見て、季節や時間を感じる日なのです。

月を楽しむ日、それが十五夜です。


今日は満月。世界中でも同じ?

「日本で満月なら、外国でも満月なの?」
と思う人もいるかもしれません。

答えは、はい、同じです。

月の形は、
太陽と月の位置関係で決まります。
この位置関係は、
地球のどこにいても変わりません。

そのため、日本で見ている月と、
外国で見ている月は、
同じ月になります。

たとえば、日本で
「今日は満月だね」と言っている日には、
地球のほかの場所でも、
月は満月の形をしています。

そのため、

  • 今日が満月の日なら

  • 世界中で月は満月の形

になります。

ただし、
世界中の人が同じ時間に
月を見られるとはかぎりません。

場所によっては昼の時間になり、
空が明るくて月が見えないこともありますが、
月の形そのものは、世界中で同じなのです。


でも、夜に見えるとはかぎらない

ただし、気をつけたいことがあります。

日本で夜になって月が見えているときでも、
地球のすべての場所が同じように夜とはかぎりません。

  • 日本が夜のとき

  • 地球の反対側では昼のことがあります

地球は丸い形をしているため、
場所によって、昼と夜がちがいます。

そのため、昼の空では、
空がとても明るく、
月の光が弱く見えてしまい、
満月であっても月が見えないことがあります。

これは、
月が出ていないからではなく、
まわりが明るすぎて見えにくいだけです。

見えないからといって、
月の形がちがうわけではありません。

月は見えなくても、
空の向こうにはちゃんとあって、
夜になった場所では、
いつもと同じ形の月が見えています。


国がちがうと、月がさかさまに見える?

実は、住んでいる場所によって、
月の向きがちがって見えることがあります。

これは、月の形が変わったり、
べつの月を見ているからではありません。

私たちが月を見るときは、
地球の上に立って、空を見上げています。
そのため、立っている場所が変わると、
月を見る向きも少しずつ変わってくるのです。

たとえば、

  • 日本のような場所では、いつもの見なれた向き

  • 地球の反対側では、上下が逆さまに見えることもあります

これは、
地球が丸い形をしていて、
世界の人たちが、
それぞれちがう向きで空を見ているからです。

月の形そのものは、どこでも同じですが、
見る人の立っている向きがちがうため、
見え方が少しちがって見えるのです。


まとめ|月の形が変わる理由

さいごに、ここまでのお話を、もう一度まとめてみましょう。

月の形が毎日ちがって見えるのには、
ちゃんとした理由があります。

  • 月は、太陽のように自分で光っているわけではない

  • 太陽の光を受けて、その光が当たっているところだけが見えている

  • 月は地球のまわりを動いていて、見える場所が毎日少しずつ変わる

  • そのため、光って見える部分が変わり、月の形がちがって見える

このように、
月の形が変わるのは、
月がこわれたり、けずれたりしているからではありません。

太陽・地球・月の位置や関係が変わることで、
私たちからの見え方が変わっているだけ
なのです。

夜空を見上げたとき、
「今日は月がどんな形に見えるかな?」
「どこに光が当たっているのかな?」
と考えてみると、
月を見る時間が、もっと楽しく感じられるはずです。

ぜひ、家族や友だちとも、
月の形について話してみてください。
同じ月を見ながら、
新しい発見があるかもしれません。